拝み屋からの誘い

腰痛に悩まされるようになって十数年。
椎間板ヘルニアの手術一回、脊柱管狭窄症の手術四回。

ここまでやっても、未だに腰痛から開放されることはありません。

そんな私のところに「拝み屋」から誘いがありました。

 

あなたは神を信じていますか?

神の存在を信じているか?
こう聞かれたら私は信じていないと答えます。

個人的には神が人間を作ったのではなく、人間が神という存在を作ったと考えているから。
更に詳しく言うとすれば、少しずるい奴が自分の都合よく「神」を作り利用していると考えているからです。

かといって神の存在を否定しているわけではありません。
どの宗教を信仰しようと神を信じようと、それはその人個人の考えでいいと思うからです。

と、前置きが少々長くなりましたが、先日、私のところに拝み屋から電話がありました。
一言で言ってしまえば新興宗教の団体からなんですけどね。

 

昔の仕事つながりで、私の腰の病気が長引いていることは有名なんですが、それを聞いた元の仕事関係の方から連絡があり・・・
「○○という神を拝めば病気は治る」というわけですよ。

その人の話しによれば、癌であろうが何であろうが治るとのこと。

でも、細かいこと言えば、これって薬機法違反なんですよね。
まあこの際、薬機法はいいとして拝めば治るってのは些か怪しいのではないか?

と普通なら考えそうなものだと思うんです。

でも、一度信じてしまった人って洗脳されてでもいるのか?と思うほど信じ込んでしまっていることが多いです。

 

人の弱みに付け込んだ勧誘はいかがなものか?

過去に何度も宗教の勧誘は受けていますが、どの宗教団体にも共通していたことは
人の弱みに付け込んできたことです。

・病気が長引いている
・家庭内暴力が激しい
・ここ最近は不幸続き

などなど、上げればキリがありません。

そして仕上げには・・・
このままでは自地獄に行くことになる

などという脅し文句ですよ。

でもね、そもそも地獄って存在するんでしょうか?
天国ってあるんでしょうか?

誰も見たこともなければ行ったこともないはずです。
それなのに脅し文句として使ってくる。

ほんとにね、嫌になります。

誰がなんの宗教を信仰しようと、何を拝もうとどうでもいいんです。

ただね、無理な勧誘はお断りってことです。

 

拝んで治るなら医者はいらない

上のタイトル通りです。
拝んで私の腰が治るのなら、医者も病院もいりません。

これは今、病気で悩んでいる人が思うことだと思います。

私のところにはいろいろな人が腰痛に関してのアドバイスをしてくれました。
この病院が良いよとか、こういった運動が良いよとか。

この辺りならわかるのですが、宗教とか気功とか聞いただけで怪しさしか感じないアドバイスをしてくる人も一定数います。

気功って・・・・

孫悟空みたいに「かめはめ波」でも打てば信じますよ。
でも、そんなこと出来ないですよね。
当たり前ですけど。

特に宗教関連は、本 当 に 面 倒 く さ い。

一応知り合いだからと黙って聞いていると最後には脅し文句。
仮に本当に神が存在しているのなら、こういった脅しという行為を否定するんじゃないかと思います。

そして神が導く正しい教えというのなら、入信して人として人格が上がるとか向上するとか、そういった事があってもおかしくないとも思います。

でも怪しい団体というのは、こういったことが全く見受けられないですね。
一体、何を拝んでいるのか?なんのための宗教なのか?
本当に理解に苦しみます。

 

神を否定も肯定もしない

個人的には神を否定も肯定もしません。
その理由は「神」とな何なのか?がわからないからです。

もしかしたら存在するかもしれないし、存在しないかもしれないから。
ついでに見たこともないですからね、当たり前ですけど。

個人的には宗教関連のことって好きなんで、過去に何冊も本を読んできました。

本を読んで感じたことは、それぞれの宗教で教えは違いますが、人類がより良い方向へ進むことこそが神の教えだと解釈したんですね。
まあ低学歴の私が言っても説得力に欠けますけど。

イエス・キリストが処刑されるときも、周囲の人々に祝福の言葉を述べていた・・・
と、ある本で読みましたが、こういった人を思いやり慈しむ気持ちを大切にすることが宗教の本質なのかとも感じます。

ただ、今の世の中は神の存在を金儲けに利用している輩が多すぎる。
それこそ死んだら地獄行きですよね?

笑い話にもなりません。

 

最後に

私自身が感じている宗教の加入について書きたいように書いてきました。
思いつくままに書いてしまったので、まとまりのない記事になっていますね?

言いたいことを一言でまとめるのなら
「無理な勧誘はやめてほしい」
ということです。

弱みに付け込むのは本当に良くないことです。
特に深刻な病気の場合。

私は脊柱管狭窄症と腰の病気だけですが、これが癌とか命そのものに関わる病気なら悩みはもっと深刻です。

鰯の頭も信心から

という言葉があるように、なにを信じるかはその人次第。

そっとしてほしいものですね。

 

それでは今回はこのへんで。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


日記・雑談(50歳代)ランキング

関連記事一覧