インドネシア出張 知って得する知らなきゃ損すること総まとめ
2017年に書いたインドネシア出張の記事へのアクセスが毎月かなりあります。
そこで前回の記事では書かなかった、もう少し深い部分について紹介しようと思います。
持ち物などについては下記リンク先のページを御覧ください。
インドネシア スカルノハッタ空港で注意するべきこと
インドネシアの国際窓口でもあるスカルノハッタ空港。
ビジネスでの入国の場合にはビザの所得はもちろんですが、その他でも知っておきたいことがあります。
ビザの取得について
ビジネスで行く場合には空港でビザを取得しなければなりません。
数年前はインドネシア大使館へ申請をして・・・などとかなり面倒でしたが今では空港で手続きが可能になりました。
ビザの価格についてですが米ドルでの支払いで35ドルになります。
またビザも数種類があり、一般的に会議や打ち合わせなどの仕事の場合と、機械やその他設備を行う場合とでは価格が違うそうです。
ただし、2018年になり変更になっている可能性もあるので事前にチェックしていくことをオススメします。
手荷物受取後のよくあるトラブル
無事、入国審査も終われば後は出国時に預けた荷物を受け取り空港を出るわけですが、この手荷物を受け取った後にトラブルに巻き込まれる人を大勢見てきました。
そのトラブルはポーターと呼ばれている人達。(呼び方間違っているかも?)
この人達は制服のような上着を着ていて、親切に荷物を空港の外まで運んでくれるんですね。
インドネシアの空港って親切だな~などと思っていると、外に出た瞬間に料金を請求されます。
金額自体は大した金額ではありませんが、現地のお金を持っていない場合には少々面倒です。
また、かなり強引に荷物を運ぼうと接近してくるので注意が必要。
私は毎回完全に無視して聞こえないふりをしています。
個人的には人として嫌なことしているな・・・とも思いますがムダにお金を使う必要もないですからね。
スマホのSIM購入について
海外でスマホを使う場合には(といっても使わない訳にはいかないですが)現地でSIMを購入するのが一番です。
私の場合は昔使っていたSIMフリーのスマホに現地のSIM入れて使ってました。
SIMフリーのスマホであれば、現地のSIMをスマホに差し込んで設定すれば使えます。
これは多くに人がご存知かと思います。
で、現地でのSIM購入ですが、空港でも販売されていますがものすごく高い。
出来ることならショッピングモールや道沿いの携帯ショップでの購入がお得です。
インドネシアではテレコムセルという会社が人気があるそうで、この会社の看板がある店ならSIMを購入することが出来ます。
ちょっとした技ですが、日本人が買うよりも現地の人にお金を渡して購入してもらうほうが安く買うことが出来ます。
またスマホ本体についてですが、日本でもSIMフリースマホは販売されていますが、インドネシアで購入するほうが日本よりも10,000円ほど安く買うことが出来ます。
購入時の注意点ですが、日本語表示が可能かどうか?を必ずチェックしてください。
私の経験ですが、ASUS製のスマホは日本語表示OKの機種が多いです。
【画像はテレコムセルSIM入れたASUSのスマホ】
空港での待ち合わせ場所と注意点
出国ロビーから出て現地の人との待ち合わせがある場合には「ケンタッキー」がオススメです。
というのも出国ロビー出た場所にはケンタッキーが1件しか無いからです。
目立つし間違えることも少ないので、毎回私はケンタッキー前が待ち合わせ場所でした。
他にはコンビニもありますが(A&Bとかいうコンビニだったと思います)、このコンビニは同じ場所に4箇所ほどあるのでかなりの確率で間違います。
私も初めて言ったときにはこのコンビニで待ち合わせでしたが、見事に間違えました。
また待ち合わせ以外ではコピー商品の押し売り、スマホの押し売りなどが横行しています。
ロレックスが1,000円とか(笑)
日本人だと分かれば(というか絶対にわかると思うけど)ずっと付いて来て売りつけようとしてきます。
かなりしつこいですよ!
聞こえないふりして無視するのが一番良いかと思います。
私も毎回無視してます。
ジャカルタ編
インドネシアの首都ジャカルタ。
さすがに首都だけあって高層ビルや高級ホテルなどが多く人も多い街。
ここでも知っておいたほうが良いことを紹介していきます。
ブロックMのカラオケ
リトルトTokyoとも呼ばれるブロックM。
昨年行った時には数年前とは雰囲気が変わっていました。
日本式のカラオケ店は数年前と比べると半分以下。
また料金も倍以上に跳ね上がっているとのことです。
もしもカラオケで遊ぶのなら少し離れた街のほうは安く遊べるようです。
ブカシやリッポーチカランなどの日本人が多く滞在している街にはカラオケ店も多く出店しています。
最近はジャカルタに滞在するビジネスマンも以前よりは減っているので、カラオケ店も工業団地がある街へと移動しているようです。
海外出張、特に東南アジアへの出張が多い方ならご存知だと思いますが、カラオケといっても日本のカラオケBOXとは別物です。
またインドネシアのカラオケは「ショーターム」がある店が多く派手なショーを見ることが出来ます。
内容はブログでは絶対に書けない内容ですので、あなたの想像におまかせします。
コピー商品の販売
これも数年前より減りましたね。
以前は至る所でコピー商品販売されてましたが、去年はほとんどが姿を消していました。
海賊版DVDの店、ニセ煙草の店は1件もありませんでした。
私はこういった店を見るのが大好きだったのでショック大きかったです。
歩くときの注意点
ブロックMですが、毎回行く度にいろいろなところを工事しています。
日本では歩道などに穴掘っている場合にはバリケードしてありますが、ブロックMではバリケードがない場所が多いです。
昼間なら確認できますが夜となると暗いので、うっかりすれば穴に落ちます。
オマケにブロックMって夜は暗いんですよね。
本当に見づらいというか歩きにくい街です。
また工事の穴以外では歩道の段差が大きいところも多いです。
気をつけないと転んでしまいます。
怪我しないように注意して歩いてください。
市民の足バジャイ
ジャカルタ市内では市民の足と呼ばれる「バジャイ」という乗り物が走っています。
三輪のタクシーで荷台部分が椅子になっている乗り物ですが、乗ってみると中々楽しいですよ!
行ったときには記念に乗ってみるのも良いかと思います。
リッポーチカラン編
ジャカルタの次に日本人が多く住んでいるリッポーチカラン。
日本食の店はもちろんのこと、大型のショッピングモールにマクドナルド、スターバックス、ケンタッキーと日本でもおなじみの店があります。
私が滞在した街で一番好きなのがリッポーチカランです。
リッポーチカランの日本食と買い物
リッポーチカランにでよく通った日本食の店に「都」という店があります。
日本食の店というよりも居酒屋と言ったほうが良いかもしれません。
もう一軒通った店で「祭りや」という店があります。
今はもっと日本食の店が増えているかもしれません。
また買い物は「ハイパーマート」という大型のショッピングモールへ毎日行ってました。
ほぼ2ヶ月間。
2ヶ月も通うと、どこに何を売っている店があるのか?
を完全に覚えました。
リッポーチカランにはハイパーマートの他にもスーパーマーケットがあるので、長く滞在するにはいい街だと思います。
深夜に出歩くのは超危険
これはリッポーに住んでいた友人から聞いた話なのですが、人通りも無くなる深夜には強盗が出るらしく外出はかなり危険とのことです。
強盗もかなりの大人数で襲ってくるらしく、武器も持っていると聞きました。
もしも滞在した場合には、深夜の外出は控えるのが賢明ですね。
ジャカルタへの高速バスについて
滞在時に何度か利用したジャカルタ行きの高速バス。
リッポーチカランからジャカルタのブロックMまでは日本円で200円でした。
このバスが少し変わっていて、高速道路に入るまでの間は手を上げれば乗り込むことが出来ます。
日本で言うところのタクシーみたいな感じかな。
乗り込んだときには人は少なかったのですが、いつの間にやら満席になってました。
ちなみに料金は助手?の人が各席を回って回収しに来ます。
終点のブロックMは街から少し離れた場所に停留所があるので、戻る時に少し苦労しました。
チカラン編
一番長く滞在したチカラン。
当時は信号機もなく、朝の通勤時は毎日酷い渋滞でした。
この街のホテルには2ヶ月いたので、従業員の人達とはかなり親しくなりました。
帰国時には大勢のスタッフの方に見送ってもらい、嬉しかったことを覚えています。
スラムのど真ん中に滞在
実は滞在していたホテルがスラムのど真ん中。
昼間はいいのですが、夕方の時間帯になると怪しげな人達がどこからともなく集まってくる。
正直少し怖かったです。
犯罪に巻き込まれるのは絶対に避けたかったので、夕方以降は車以外での外出はしませんでした。
どうしても買い物が・・・というときにはホテルから徒歩5分ほどのコンビニへ行ってました。
といっても日が沈む前です。
それだけ暗くなってからの外出は怖かったですね。
最悪な道路事情
上でも書きましたが信号機はありませんでした。
朝夕のラッシュ時には「交通整理」に人が交差点に立って車を誘導します。
この誘導する人。
お金を渡すと優先的に進路を確保してくれます。
毎朝お金払って通勤を快適にしていました。
カラワン編
仕事で通っていたカラワンの工業団地スルヤチプタ。
世界中の企業の工場が集まる大型の工業団地です。
昔はホテルもなく工場だけでしたが、今はスルヤチプタ入り口にホテルが建っています。
危険な街になってしまったカラワン
私が初めてカラワンへ行ったのが2012年の2月。
まだ工業団地も出来てから日も浅く、本当に何もないところでした。
のどかな田舎町。
そんなイメージです。
しかし数年後にはインドネシア国内でも有数の工業団地へと変わりました。
これは良いことなのですが・・・
現地の人に聞いた話では
・カラワンに努めている人は儲かっている
・お金持ってる
・これは稼げる
という図式で窃盗団や強盗が集まってしまったと言ってました。
事実、私が2015年に行ったときには到着の前日に工場横の道路で女性が殺されていたとのこと。
また、2年前に仕事を指導した現地の若い子が、昨年行ったときには強盗に襲われたと言ってました。
強盗に新車のバイクを奪われ、左手の指を2本切断されたとのこと。
幸いなことに指は手術で復元できたと言ってました。
工業団地付近はかなり危険なので、夜で歩くことは絶対に禁止!
ということを仕事先の方にきつく言われました。
カラワンの日本食
カラワンにも多くの日本食の店があります。
スルヤチプタ工業団地内には「ふるさと」という店。
スルヤチプタから少し車で走れば、さらに多くの日本食の店があるんですね。
私がよく通ったのは「さくら」という店。
小奇麗でちょっとシャレた感じの店でした。
去年は(2017年)は行かなかったので現在あるかどうかはわかりません。
去年行った店で覚えているのが
・金の鍵
・たいちゃん
の2件です。
カラワンのマッサージ店
インドネシアのマッサージについてはいろいろな人から聞かれます。
何度かマッサージは経験していますが、一番良かったのがチカランで経験した足つぼマッサージです。
多分ですが、どの街にもマッサージ店はあると思います。
またホテル内にもマッサージのサービスはありますが若干お高めです。
安く済ませたいのならホテル以外のマッサージが良いと思います。
で、カラワンのマッサージですが「オレンジマッサージ」という店に行きました。
確か1時間で1500円だったと思います、よく覚えてませんが(すみません)
この店、それこそ裏メニューが存在するわけなんですが・・・
当然のことながらブログでは書けないことなので自主規制とさせていただきます。
ただ私は腰の病気があるので裏メニューを試すことはありませんでした。
ホテルのマッサージは凄く良かったですよ!
インドネシア出張番外編
ここからはインドネシア出張番外編ということでいろいろと書いていこうと思います。
実際に自分が滞在して感じたことをまとめていきますね!
長期滞在なら運転手を頼もう
短期間の滞在(1週間ほど)なら必要はないと思いますが、数ヶ月間滞在する場合には専属の運転手を頼むのが一番いいと思います。
私も2ヶ月滞在したときには運転手さんを頼んでいました。
2012年時の値段ですが、1ヶ月で15万でした。
その他に別途で高速料金、駐車場代金、ガソリン代が必要でした。
それでもタクシーを使うよりは断然お時だし、買い物などに出かけるときには助かりました。
生ものは注意が必要
まあ海外では当然かと思いますが生物は注意が必要です。
特に野菜。
野菜を洗う水がミネラルウォオターならいいのですが、水道水だとお腹を下すことがあります。
普段からお腹が丈夫な人なら心配ありませんが、胃腸が弱い人は注意してください。
また時々ですが生野菜に「イモムシ」がいることもあります。
食べるときにはよく見てからにしましょう。
氷がヤバいときもある
お腹の弱い人は氷にも注意が必要です。
なんとなく怪しい店構えの料理店で出される飲み物に入っている氷は、出来ることなら避けるほうが良いです。
私は怪しい店の氷は取り出してから飲み物飲んでました。
ただ、お腹が丈夫な人は大丈夫かと思います。
恐怖のテロ集団に遭遇した話
2012年に一度だけテロ集団に遭遇しました。
なにやら集会があったらしく、集まった人数は3000人ほど。
運転手の方が言ってましたが、この集団は教会を爆破したと言ってました。
しかもミサイルで。
爆破ですよ、爆破!
日本じゃ考えられないですよね?
そしてこの遭遇した集団は背中にAK47背負ってました。
間違いなく金引くとBB弾が出る・・・ということはないと思います。
実弾でしょう。
よくあるらしい銃撃戦
これも現地の人に聞いた話ですが、よく銃撃戦があると言ってました。
銃撃戦の原因は様々らしいですが、シャレになってません。
銃撃戦とは関係ありませんが、一度だけ現地のマフィアを見たことがあります。
日本と同じで見た目から絶対に一般市民ではない雰囲気を感じました。
正直怖かったです。
最後に
私がインドネシア出張で感じたことをツラツラと書いてきました。
かなり危険な雰囲気もありますが、私はインドネシアという国が大好きです。
出来ることなら移住したいくらい。
まあ無理ですけど。
書き忘れましたがインドネシアのトイレって紙がないんですよ。
ジャカルタ辺りの大きなデパートなら日本と同じですが、田舎の店や高速道路のパーキングのトイレには紙はありません。
出かけるときにはポケットティッシュは必ず持っていくことをオススメします。
オススメのインドネシア土産
インドネシア土産といえば銀細工やコーヒーが有名です。
コーヒーでは「コピルアク」というジャコウネコのコーヒーが土産には良いと思います。
現地では100gで3,000円ほどで購入できますが、日本ではコピルアク一杯で8,000円とも言います。
それだけ高級品ってことなんですね。
特にコーヒーが好きな方にはオススメのお土産です。
これは個人的に大好物なんですが、現地のインスタントのミーゴレンも美味しいです。
1つ20円ほどで買うことが出来ます。
またガーリック味のピーナッツのお菓子も美味いです。
これは1袋100円でした。
ただし、どちらもかさばるのでスーツケースの場所をとることが難点です。
【画像の一番上がミーゴレン、右下がガーリック味のピーナッツ】
いかがでしたか?
私の経験を元に色々と紹介してきました。
これからインドネシアへ出張に行く方のお役に立てれば幸いです。
それでは今回はこのへんで。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。