【ないもの】無くして初めて気がついたこと【ねだり】

脊柱管狭窄症と診断されて約一年。
この病気のおかげで無くしたものが沢山あります。

今、思うことを徒然に書いていこうと思います。

 

サラリーマン人生

一番無くして辛いというか寂しいと感じること。
それが「サラリーマン」としての生活。

元々仕事は大嫌いだったわけですが、今まで何十年と会社勤めをして
いきなり働けなくなってしまったので、その反動は想像よりも大きかったです。

よくある、定年後にやることが無くなって・・・

というように、何もやることが無くて退屈ということはありませんが
職場の仲間との会話や、1つの仕事を終えたときの達成感を
感じることが出来なくなってしまったことは、本当に寂しいですね。

あれだけ会社に行くことが嫌で仕方なかったのに
いざ、それが出来なくなってしまうと辛い。

サラリーマンって理不尽な世界ですが、それ以上の魅力ってあるんだと
今になって感じています。

もっとしっかりと働いておくべきだったと。

まあ、病気が今後治らないこともないので(あまり期待はできませんがw)
完治したときには、もう一度会社勤めもしたいと思ってます。

 

健康

これはホント大切ですね。

元気なときに出来たことが全く出来ない。
今まで当たり前だったことが、当たり前でなくなる。

これは精神衛生上最も悪いです。

今までは一日働くということも普通に出来たわけですが
それが出来ない。

私の場合、肉体労働系の仕事でしたが、それは今出来ません。
あまり体力を使わない事務仕事でさえも出来ない。

長時間同じ姿勢でいることが出来ないんですね。
というか無理です。

昔は家庭菜園も趣味でやってましたが(10年ほど)今では絶対に出来ない。
車の運転も長時間は無理。
走ることも無理。

とにかく腰に負担がかかることは出来なくなってしまいました。

また病気になるとメンタル面もやられますね。
元々「豆腐メンタル」でしたが、さらに弱くなりました。

 

頑張りすぎないことも大切

人って健康なときには気がつかないことが多いです。
無くして初めて気がつくことが多いと思うんですね。

健康なときって、少しくらい無理しても平気ですが
それが積み重なっていくと、健康そのものをなくしてしまう事もあります。

私も30代半ばから後半の頃には、かなり無理をしてきました。
休み無しで数ヶ月間働くとか、時間外の仕事数百時間とか。

そんな無理した理由は「金が欲しかった」という理由です。

特に欲しいものがあったわけではありません。
ただ、なんとなく金が欲しかっただけ。

確かにそれだけ働けば、結構なお金を稼ぎました。
その反面、今一番大切な健康を失ってしまったと思ってます。

当時の上司によく言われてたんです。
今無理すると、年取ってから身体悪くする・・・って。

私の場合は、元々弱かったのかもしれません。
でも、あの時上司の言うことを少しでも聞いていたらと思うと
今は後悔しかないですね。

もし今、あなたが少しでも無理していると感じていたら
ちょっとだけ立ち止まって、休むことも大切だと思います。

働けなくなって、身体の自由が利かなくなって困るのは自分です。
そして家族にも負担をかけてしまいます。

頑張りすぎないことも、長い人生では大切ですよ。

 

PS:
明日は病院へ定期健診へ行きます。
ブロック注射は効かないので、今後どうするのか?
一体どうなってしまうのか少々不安です。

これ以上悪くならないように・・・と願うばかりです。

 

それでは今回はこの辺で。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。


日記・雑談(50歳代)ランキング

関連記事一覧