死にたいと思う時に考えること
今年の大寒波の影響なのか?
毎日拷問のような腰の痛みに耐えています。
過去には「何故、病気を苦にして自殺するのか?」が理解出来ませんでしたが、今ならその気持がよくわかります。
だって毎日毎日痛みに耐えて、それでもいつ病気が治るのかはわからない。
こんな状態ならお先真っ暗だし、生きていくことさえ考えたくなくなります。
でもね
自殺することで周りの人に迷惑かけることってあるんですよ。
それに死ねば終わりでは無いってこともありえます。
死ぬ死ぬ詐欺と本当に自殺してしまう人の違い
私の親しい人のなかで4人自殺者がいます。
人は必ず死ぬわけですが、なんの前触れもなしに親しい人が居なくなってしまうのは相当ダメージがキツイ。
特に自殺の場合は本当にキツイです。
私が幼い頃に母方の祖母が亡くなったのですが、交通事故でした。
幼いながらにも、もっと祖母と話をしたかったとか遊びたかったと考えたことを今でも覚えています。
もしも自分の親しい人、または身内が亡くなってしまったときって
「あの時こうすればよかったとか、もっと色々と話しておけばよかったとか」
そんなことばかり考えてしまいます。
普通に病気や寿命を全うしてなくなった場合でも、人は必ずと言っていいほど後悔することがあります。
それが上で書いたようなこと。
特に自殺の場合には、その人を助けてあげられなかった事を後悔し自分を攻めてしまいます。
なぜ自殺を考えていたことに気がついてあげることができなかったのか?って。
実際に親しい人が自殺した時には自分を攻めて本当に悔やみました。
そして自殺してしまった4人に共通していたことがあるのですが 、誰ひとりとして死にたいということは口にしなかったということ。
自殺したいとか死にたいと言う人ほど中々死にません。
まあ全てとは言えませんけど。
ただ自分の周りでは、この図式が完全に成り立っています。
本当に自殺してしまう人は、死神にでも取り憑かれるのか?死ぬということを全く口にせずに死んでしまいました。
死のうと思う前に考えること
例えば今、私が自殺したとします。
死ねば今の病気で苦しむこともなくなるし、今後のことなんて考えなくていいですから。
でも私が自殺してしまったら家族はどう思うのか?
それを考えると、とてもじゃないですが死ぬことなんて考えたくなくなります。
死んでしまったら、自殺を止められなかった事に対する後悔の念を一生背負って生きていかなければならないから。
それって相当辛いことだと思うんです。
一生「自殺を止められなかった」という十字架を背負っていくわけだから。
自分の命よりも大切な家族に、そんな辛い思いは絶対にさせたくないです。
何が言いたいかといえば、死というものは自分だけのことではなく周りの人にも何かしらの影響を与えるってこと。
自分の大切な人に辛い思いは誰だってさせたくないですよね?
辛くて死にたいって思う時には、毎回このことを考えてしまいます。
樹海にある自殺防止の看板
自殺の名所として知られる富士の樹海。
ここへ行くと自殺防止の立て看板を目にします。
親の顔を思い出せ!とか、困っているならここに電話してくれとか。
20代の頃、毎週末河口湖へ釣りに行ってましたが、樹海を通って通ってました。
なので嫌でもこの立て看板が目に入っていたんですね。
昼間は良いとしても深夜に見てしまうと、ちょっと怖かったことを思い出します。
気味悪いから止めてほしいとも思いました。
でも、その看板のお陰で自殺を思いとどまって生きることを選んだ人も大勢いるらしいです。
死ぬことよりも生きていくことのほうが大変です。
でも逃げちゃダメなんですよね。
生きる希望を持つことが大切
病気が完治しなければ、今後の人生は最悪だと感じています。
ずっと痛みに耐えなければならないから。
と、ネガティブ思考になると気分が沈んでしまうので無理にでも楽しむことを考えるようにしています。
単純ですが旅行に行きたいとか、もう一度釣りしたいとか。
でも、こんなことでも考えるだけで気分転換にはなりますね!
やっぱり気持ちを切り替えることが大事なんだと思います。
また鬱の影響で自殺を考える人が増加しているとのことですが、自分が鬱なのかも?と感じたらすぐにでも病院へ行くことです。
こういった心の病の病院って中々受診する勇気がいるとは思いますが、受診して医師から処方された薬を飲むだけでも全く違うといいます。
少しオカルトネタにはなりますが、死後の世界と言うものが存在すると仮定します。
もしも死後の世界が実在するなら「死」は終わりではなく始まり・・・といった解釈もできるのかな~とも思うんですね。
で、よく聞くのが自殺の場合は死んだ後に生きることよりも辛い事が待っているっていうこと。
そう考えた場合ちょっと怖いですよね?
私は小心者なので怖くて仕方がないです。
正直いってお先真っ暗な人生ですが、何時かは良いことあるって信じて生きていくことが一番なのかもしれませんね。
それでは今回はこの辺で。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。